コラム|鳥栖市村田町で歯科をお探しの方はきたがわ歯科クリニックまで
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【鳥栖市の歯医者】女性が歯周病にかかりやすいのには理由があります
こんにちは。
鳥栖市の歯医者【きたがわ歯科クリニック】です。
歯周病はお口の中だけでなく、全身のさまざまな疾患に関係する病気ともいわれています。
そんな歯周病ですが、女性はホルモンの関係から歯周病にかかりやすいとされているのです。
今回は女性ホルモンと歯周病の関係についてご紹介します。
女性ホルモンと歯周病の関係
国内における歯肉炎および歯周疾患の患者数は、男性が約162万人で女性が236万人と報告されています。
このように男性よりも女性の方が約1.5倍の患者数となっているのです。
(参考:厚生労働省「平成29年〈2017年〉患者数調査」 表7 主な傷病-歯肉炎及び歯周疾患より算出) >
歯周病菌の中には女性ホルモンの作用によって活発化する細菌が存在します。
そのため、女性ホルモンの分泌量が変動しやすい以下の時期には、特に歯周病に気をつける必要があるのです。
・生理の時期
・妊娠・出産期
・閉経時
なかでも妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが増加し、そのホルモンを栄養源として歯周病菌が増殖することがわかっています。
妊娠期の歯周病感染は、早産・低出生体重児の出産のリスクであることも報告されています。
つわりで思うように歯磨きを行えないケースもありますが、気分のよいときに歯磨きを行うようにし、難しい場合には「ブクブクうがい」を毎日のケアに取り入れるようにしましょう。
歯周病は予防できる疾患です
歯周病は歯ぐきの内部で炎症が起こる細菌感染症です。
歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に汚れがたまり、そこで歯周病菌が繁殖することで炎症を引き起こします。
「歯肉炎」は、歯肉に炎症を起こしている状態です。歯肉炎が進行すると、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が溶けて歯がぐらつく「歯周炎」へと進行することがあります。これらをあわせて「歯周病」と呼びます。
歯周病を予防するためには、歯磨きで「歯垢」を取り除くことや、生活習慣を見直すことが有効です。
歯垢がうまく取り除けずに石灰化してしまうと、歯磨きで除去することは難しくなります。
そのため、歯周病の予防にはご自身で行う「セルフケア」と、歯科医師・歯科衛生士による定期的な「プロケア」が必要なのです。
歯周病のご相談は鳥栖市【きたがわ歯科クリニック】へ
歯周病は初期段階では症状がでにくいとされているため、定期検診による早期発見が大切です。
当院では半年に一回程度の歯科検診をおすすめしております。
院内はバリアフリー設計となっておりますので、どなたでも通いやすいことが特徴の歯科医院です。
歯周病でお悩み・お困りの方は、鳥栖市の歯医者【きたがわ歯科クリニック】までご相談ください。