こんにちは。
鳥栖市の歯医者【きたがわ歯科クリニック】です
 
入れ歯についた食べかすや歯垢をそのままにしておくと、誤嚥性（ごえんせい）肺炎や口臭につながるおそれがあります。
そのため、入れ歯も元々の歯と同じように毎日の清掃とメンテナンスを行う必要があるのです。
 
今回は入れ歯の「お手入れの方法」についてご紹介します。
 
 

入れ歯ケアのポイント

入れ歯を間違った方法でケアしてしまうと、入れ歯が変形したり破損したりする恐れがあります。
作製した入れ歯を長く使用し続けていただくためにも、正しいケアを行っていきましょう。
 
入れ歯をお手入れする際のポイントは以下の5つです。

・食事の後は、洗浄を行う
・入れ歯専用ブラシまたは歯ブラシを用いてお手入れする
・水を張った洗面器の上で行う（落下した際の破損リスクをさげるため）
・乾燥させないよう気をつける
・変形防止のため、熱湯・歯磨き粉はお手入れに使用しない

特に、以下の箇所は汚れが落ちにくいとされています。
よりていねいなケアをこころがけましょう。

・入れ歯の床（しょう：土台の部分）の内面
・金具の内側
・残っている歯との接触面

 

（参考：山形県口腔保健支援センター「入れ歯（義歯）のお手入れここがポイント！」） >

お手入れのタイミング

ご自身の歯は歯磨きやうがいを1日に数回行いますが、それと同様に、入れ歯も1日に数回お手入れを行う必要があります。
 

食べたあとのお手入れ

入れ歯も、毎食後のお掃除が必要です。
食べかすが入れ歯に残ることで、口臭や誤嚥性肺炎の原因となることがあります。
入れ歯の清掃時には、「入れ歯専用ブラシ」の利用がおすすめです。
ブラシ自体が持ちやすく設計されているため、しっかりと入れ歯の清掃を行うことができます。
この際、歯磨き粉を使用しないよう気をつけましょう。
歯磨き粉を使用すると、歯磨き粉に含まれている研磨剤が入れ歯を傷つけてしまうことがあるからです。
 

服薬後のお手入れ

意外と見落としがちなのが「服薬後」のお手入れです。
特に粉薬などを服薬すると、入れ歯の裏側に粉が残るケースがあります。
服薬後も、お食事を摂ったあとと同様のケアを心がけましょう。
 

寝る前のお手入れ

寝る前に入れ歯を外すよう、歯科医師より説明されている場合は必ず外して保管しましょう。
取り外した入れ歯は、乾燥させるとひび割れや変形を起こしてしまいます。
必ず流水で洗ってから、保存容器のの中で水に浸して保管し、水は毎日交換します。
このときに入れ歯洗浄剤を使用すると、効果的な除菌が可能です。
変形の原因となるため、熱湯は使用しないようにしましょう。
 
 

入れ歯の調整は鳥栖市の「きたがわ歯科クリニック」にご相談ください

入れ歯には定期的なメンテナンスが必要です。
現在入れ歯の使用に大きな問題が感じていない場合でも、定期的にメンテナンスを受けましょう。
体重や食生活の変化によって、入れ歯があわなくなり、知らない間に顎に負担がかかっていることもあるのです。
 
当院では噛み癖や顎のズレが補正できる「ゴシックアーチ法」という方法を採用し、入れ歯を製作しております。
入れ歯のことでお困りの方や、メンテナンスをご希望の方は【きたがわ歯科クリニック】へご相談ください。
 

当院の入れ歯について >