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【鳥栖市の歯科】歯周病と骨粗鬆症に関係があることをご存じですか?

こんにちは。
鳥栖市の歯医者【きたがわ歯科クリニック】です。
 
骨粗鬆(こつそしょう)症は骨の代謝バランスが崩れ、骨がもろくなった状態のことです。
閉経後の女性ではホルモンバランスに変化が生じるため、骨粗鬆症を起こすリスクがあがります。
このホルモンの変化が、歯周病とも関係するのです。
ここでは骨粗鬆症と、歯周病との関係についてご紹介します。
 
 

歯科疾患と骨粗鬆症の関係

骨粗鬆症と歯科疾患は一見すると、関係のない疾患のように思えます。
しかし、歯の残存数と骨密度に関連があることが報告されているのです。
ご自身の歯が20本以上の女性では低骨密度の割合が7%であったのに対し、ご自身の歯の数が20本未満の場合は、低骨密度の割合は32%と高くなることが報告されています。

(参考:J-STAGE「連載 歯科と全身疾患の関わり~骨粗鬆症について~」p111) >

 
 

骨粗鬆症が歯周病に関係する理由

骨粗鬆症はその原因によって、いくつかの種類に分類されますが、その中の一つに「閉経後骨粗鬆症」があります。
閉経に伴い卵巣機能が低下し、骨代謝にかかわるホルモン「エストロゲン」の、分泌低下が起こることで発症する疾患です。
この「エストロゲンの減少」が歯周病を進行しやすくする要因の一つと考えられているのです。
 
エストロゲンの分泌が少なくなると、全身の骨がもろくなることにあわせて、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)も、もろくなります。
また、エストロゲンには炎症を抑える作用があることが報告されています。
エストロゲンの分泌が減少することで、歯と歯ぐきのすき間である「歯周ポケット」においても、炎症を引き起こす物質がでやすくなり、歯周病の進行を早めてしまうのです。
 
骨粗鬆症は歯周病の直接的な原因ではありませんが、発症・悪化のリスクとして考えられるため注意が必要です。
 
 

歯周病治療は鳥栖市「きたがわ歯科クリニック」へ

歯周病は進行すると、歯がグラグラしてきたり、抜けてしまったりすることがあります。
特に骨粗鬆症の方は、歯周病にかかりやすく進行しやすい状態のため注意が必要となります。
 
歯周病は初期の段階では自覚症状がほとんどでないため、ご自身で気づくことが難しい疾患です。
そのため、定期的な歯科検診によって早期発見・早期治療を行うことが大切です。
 
鳥栖市の【きたがわ歯科クリニック】は専用駐車場10台分を完備しています。
また、西鉄バス【旭小学校前】バス停からも徒歩3分の位置にあり、さまざまな手段で通院しやすい歯科医院です。
歯周病治療でお困りの方は【きたがわ歯科クリニック】までご相談ください。
 

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